1964-02-21 第46回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
考えてみますれば、国土が焼土と相なりましたときの終戦直後に私は国会議員になりまして、その当時商工省の電力局長をいたしておった古池政府委員と電力問題で一時間ほど渡り合ったことをいま記憶いたすのであります。そのときに示した明快な古池さんの態度、勇断をもって措置してもらいたい。
考えてみますれば、国土が焼土と相なりましたときの終戦直後に私は国会議員になりまして、その当時商工省の電力局長をいたしておった古池政府委員と電力問題で一時間ほど渡り合ったことをいま記憶いたすのであります。そのときに示した明快な古池さんの態度、勇断をもって措置してもらいたい。
○古池政府委員 ただいまのお説はまことにごもつともに存じます。通商産業省関係の業種の中におきまして、電気事業、ガス事業は特にきわだつて公益性の強い事業でございますので、この行政の運用にあたりまして、でき得る限り民間の意見等を十分に反映させる意味におきまして、審議会のごときものを設置することはけつこうであると存じます。またさようなつもりで今後具体的に立案をしてみたいと考えております。
○古池政府委員 余人のことは知りませんが、私に関する限りはさような言葉の先でごまかそうというような考えは毛頭ございません。従つて国会が今日終つて、国会中は黙つておつたがすぐに認可をするというような、常識上妥当と思われないような行為はいたさぬつもりでおります。
○古池政府委員 御趣旨はよく私も了解いたしました。従いましてできる限り今後とも皆さんの方とは連絡を密にいたしまして善処して参りたいと存じます。
○古池政府委員 ただいま御決議になりました附帯決議の条項につきましては一々ごもつともしごくに存じます。従いまして政府といたしましては極力御趣旨に副うように努力を傾けて参りたいと存じます。
○古池政府委員 まず第一のお尋ねでございますが、憲法第二十二条第一項には「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する」とあります。これに対しまして許可制度をとるということは、これに反するようなおそれはないであろうか、こういうお尋ねと承りました。
○古池政府委員 まず第一のお尋ねでございますが、御承知のように、航空機に対します現在の主管官庁といたしましては、通商産業省と運輸省がこれに当つております。しかしその分野につきましては、はつきりといたしまして、通商産業省におきましては、その生産技術の面、機体なりあるいは機器の生産自体を主管しておりますし、運輸省においてはこの航空機を用いて運航する、その方面を主管いたしておるわけであります。
○古池政府委員 ただいまのお尋ね、私もまつたく同感でございます。今後日本が航空機製造事業をほんとうに堅実に発達させようとするならば、必ず輸出の問題は考慮に入れなくてはならぬのでありまして、現在考えられまする輸出の相手先としましては、東南アジア諸国でございます。これに対しましては、むしろ日本としてこれらの国情に合つたような飛行機をできるだけ合理化された価格によつて送り出す。
○古池政府委員 具体的な問題として、何社を許可することになるかどうかというお尋ねでございますが、これは、ただいまの段階で私からお答え申し上げることは非常に困難であります。
○古池政府委員 これは今後の需要の見込みでありますとか、また業者の許可基準にはつきり合うかどうかということを考慮しながら許可をして参るのでありますから、抽象的に申せば大体それらに該当すれば許される、こうお考えになつてけつこうだと思います。
○古池政府委員 ただいまの加藤さんの御心配の点は、まことに私もごもつともに拝聴いたしているのであります。それでこれに対する対策といたしまして、まず当面考えておりますことは、御承知のような資産の再評価をやりまして、できるだけすみやかにわが国の資力を増加して行く、これによつて外国に対抗する手段を講じて行きたいと考えますが、ただいま御指摘のような点は、非常に重大なる問題であると存じます。
○古池政府委員 ただいま具体的にお示しになりました明治パン何がしに対する外貨の割当につきましては、私ただいま承知しておりません。たくさんの業者に対してたくさんの外貨の割当をやつておるわけでございますから、ただいまのところ調べてありませんので、必要があれば後刻調べてお答えいたします。
○古池政府委員 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、御趣旨を十分尊重いたしまして、今後の監督上遺漏なきを期して参りたいと存じます。
○古池政府委員 申し上げるまでもなく、政府の政策の遂行にあたりましては、これは国民とともにやつて行かなければ、とうていの満足のできないことは申し上げるまでもないと思います。従つて国民諸君の御意見も十分聞き、また御協力を願つて国家の復興のために政府はあくまでも尽力して参りたいと考えます。
○古池政府委員 これはもちろん一応の予算でございますから、今後の事情の変動に即応いたしまして、たとえば下期においてこれを調整するというようなことは可能であると存じます。
○古池政府委員 ただいまお尋ねのような事情が将来できますならば、今後の外貨割当の実施面において、原油と重油との間の調整をはかつて参りたいと存じます。
○古池政府委員 ただいま議題となりました航空機製造法の一部を改正する法律案につきまして提案の理由を申し上げます。 現行航空機製造法が施行せられましてから約二年を経過しましたが、この間、航空機工業は、修理事業から再開せられ、最近に至つて生産需要もようやく見られるに至りました。
○古池政府委員 神戸繊維製品検査所鹿児島出張所増設に関する提案の理由を御説明申し上げます。 本件は、地方自治法第百五十六条第六項の規定に基きましで、繊維製品検査所の出張所設置について、国会の御承認をお願いするものであります。 繊維製品検査所は、輸出絹人絹織物の検査表示を実施する国の機関でありまして、現在京都外七箇所に本所を、東京外二十三箇所に支所および出帳所を設置してあります。
○古池政府委員 ただいまお話の通り、わが国の石油の事情は何分にも国産が非常に少いものですから、それでそこを外国の石油に依存しておるという状態で、この点はきわめて冷静に考えて、わが国としては非常に弱味であると思います。しかしながら外貨の割当につきましては、これは日本独自の権限を持つておつて、独立国として日本が当然やることでありますから、これについて外国の制肘を受ける必要は毛頭ないのであります。
○古池政府委員 まず第一のお尋ねに対しまして、私からお答えを申し上げます。この問題は相当具体的な問題になりまするので、今後の帝石の事業に対する熱意、またそのやり方が適当であるかどうかというその結果によりまして、われわれの考え方なり、指導の方法もかわつて来ると思いますけれども、大体の気持におきましては、ただいまお尋ねになりました御趣旨は私は同感に存じます。
○古池政府委員 政府が株を持つておるのであるから、株主としての立場から会社をリードしたらどうかという御意見でございます。この点はなるほどそういうお考えも確かに成り立ち得ると思います。しかし政府がほんとうに株主権を利用して会社を指導しようとすれば、やはり結局は五〇%以上持つということが必要になろかと思います。
○古池政府委員 ただいまの小平さんの御意見は十分承りました。事人事に関することでありますから、私も軽率にはちよつと申し上げることを差控えたいと存じますが、十分に部内において協議をいたしまして、今後の事業が最も有効に遂行されるように善処したいと考えます。
○古池政府委員 ただいまお尋ねの点は非常に重大な、また微妙な点でございまして、この問題はよほど広くかつ深く考えて、アメリカとわが国との間のあらゆる国際的な問題を十分検討して、その利害得失を勘案した上でなければ、簡単にこの問題たけで報復云々ということは、少しまだ早いのではないか。私ども今のところさようなことは考えておりません。
○古池政府委員 これは実際問題になりますが、アメリカの日本におきましての調達機関かございます。その調達機関が発注をし、契約をやるわけでありますから、日本の商法というよりも向うの調達機関のいろいろ基準なり拘束があるわけでありますから、これによつて向うは発注する、こう考えております。
○古池政府委員 ただいま御決定になりました附帯決議の御趣旨につきましては、政府といたしましては、本法律の施行にあたりまして、十分これを尊重し、万遺漏なきを期して参りたいと存じます。
○古池政府委員 これは先ほど御指摘になつたような商売の問題でありますから、日本で必要とするものならば、先般も石炭は輸入をいたしておりますし、木材の輸入も相当具体化しておるように承知しておるのでありますが、石油につきましても、諸条件が備わるならばさしつかえないのじやないかと今のところ私は考えております。
○古池政府委員 ただいま御要望になりました三つの点につきましては、政府といたしまして十分に御意見を尊重いたしまして、今後の行政運営の面に反映をさせて参りたいと考えます。
○古池政府委員 ただいま鉱山局長から御答弁申し上げましたごとくこの法律の目的を達成するために、最も適切なる方法をとつて参りたいと存じます。
○古池政府委員 たとえばコークス会社のごとく全部株式を持つておるというような小会社の場合におきましては、これは利害関係も重大でありますから、その役員を兼務するということも場合によつては了承できるのではないかと思うのでありまするが、それがあまり関係の薄いような会社をたくさんに兼務するということになりますると、本来の公益事業たるガス事業の円満なる遂行の上に自然支障を来すというおそれは私はあり得ると考えます
○古池政府委員 ただいまのお尋ねは私もまことにごもつともだと存じます。ただ水道と比較いたしましてガスの方が技術的な困難性が多いと存じます。
○古池政府委員 今のお話を伺いますと、まことにごもつとものようにも思いすけれども、しかし実態はガス事業から副産物として生ずるコークスをほとんど全部その会社を通して販売するというだけのものでありますから、それほど両者が相対立するものとは私は考えないので、むしろガス事業のためにコークス会社が外にあつてその利益を守るもの、かように考えるのであります。これはちよつと考え方が違うように私は思うのであります。
○古池政府委員 自転車競技法が一番代表的なものでありますので、これについて申し上げたのですが、このほかに小型自動車だとか、モーターボートなどの競技もあります。しかしこれらは金額的に見ました場合には、自転車競技に比べてずつと少いと思いますから、一つの代表としてこれを申し上げたのであります。
○古池政府委員 ただいまの問題はかねて御承知のように、一昨年の四月二十八日以後は、本来朝鮮の人々に対しましては、鉱業法の第十七条によりまして、わが法人の国籍をお持ちにならないのでありますから、当然鉱業権者たり得ないのであります。
○古池政府委員 帆足さんがいろいろ具体的な事情も調査して、この問題をできるだけ円満に、すべてをよく解決できるように御尽力いただくということは、私もまことにけつこうなことだと存じます。
○古池政府委員 大蔵省がどういう意図をもつてこの補助金を打切り、また国庫納付金を取上げられたかという点につきましては、先ほど来大蔵当局から御説明があつた通りでありますが、私どもといたしましては、自転車競技法に規定されておりまする第一条の目的、すなわちこの自転車競技による利益を、目下特に重要性を増しておりまする自転車産業の振興、あわせて地方財政の増収という面に用いて行きたいという気持においてはかわりはないのでございます
○古池政府委員 お答え申し上げ出す。ただいま大蔵当局から御答弁がございましたが、通産省としましては、この問題は、できますならば従来通りの方法によつて国庫納付金もいたし、かつまた補助金の交付も受けたい、かように考えておつたのでありますけれども、財政上の大きな政策面からの要求にわれわれも順応いたしまして、これを受入れたわけであります。
○古池政府委員 ただいまガス料金につきましてお話がございましたが、ガス事業はなるほど電気事業に比べますと規模も小さく、特に電気事業におきまして最近非常な勢いをもつて電源開発に邁進しておるのに比べれば、けたは違いますけれども、やはりガスとしても年々歳々需用が非常な増加を来しておるのに対応して、ガスの生産設備の増強であるとかあるいは引込み導管の増設というようなことに少からぬ資金も必要であるわけであります
○古池政府委員 お答え申し上げます。最初に外国炭を輸入するというようなことは、現在の外貨事情等から見てもとるべき策ではないということのお話でございますが、その点は原則としてまつたく御指摘の通りだと存じます。
○古池政府委員 政府の答弁はガス会社を擁護しておるように聞えるがどうかというお尋ねでございましたが、われわれは決してさようなことは考えておりません。もちろん公益事業といたしまして国民多数の消費者の利益を保護すること、特に都会地におきましてはガスはほとんど生活上の必需品と申してもよろしいかと考えられますので、その意味におきましても消費者の利益を保護するということが第一のわれわれの眼目でございます。
○古池政府委員 ただいまガス事業の公益性につきまして御高説を承りましたが、まつたく私もその点は御同感でありまして、ガス事業に申すまでもなく公益事業としては最も代表的なものの一つであるということを考えております。
○古池政府委員 公益事業といたしまして、ガス事業と電気事業とはよく比較されるのであります。かつて、電気事業表におきましても、一方において非常に大きな規模の事業があるかと思えば、一方においてはきわめて小規模な事業があつたのでありまして、すでに十数年前に相当これを統合して現在の九電力会社という事業形態になつて来たことは御承知の通りでございます。
○古池政府委員 まず最初に現在ガスの供給がかように異常なる不足を見ておる根本理由はどういうような点にあるだろうか、こういうことを最初にお尋ねになりましたが、これはわが国の経済なり、あるいは国民生活の向上ということが、戦前のように比較的順調に平常的な過程をたどつて参つておりますときには、設備の拡充なり、あるいは需要の増進という点がある程度計画的に考えまた実施することができたと考えるのであります。
○古池政府委員 ただいま議題となりました国際的供給不足物資等の需給調整に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。
○古池政府委員 ただいまガス事業法案を制定いたすについて、いかなる基本的態度を持つているか、かようなお尋ねと承りました。
○古池政府委員 ただいまのお説はまことに私も同感しております。従いまして販売店に対しましての確保といいますか、割当といいますか、そういう問題については十分に研究いたしまして、これによつて、いわゆる配給統制というようなことはやらないでも、所期の目的を達成し得るような手段を講じて参りたいと存じます。
○古池政府委員 ただいまちよつと触れて申し上げましたように、国内全体の需要供給のバランスの面から行つて、需要が急に増して来た。しかもこれに対して供給の方がやや輸入等が遅れて参つた、そういうような点から考えまして、漁業用に対する石油の供給が円滑を欠いて参つたのではないか、かように存じております。
○古池政府委員 先ほど夏堀さんのお尋ねの際にもちよつと申し上げましたように、先般追加の外貨を割当てまして、輸入をいたし、またさらに繰上げ割当もいたしたのであります。その詳細なる数字につきましては、ちようど鉱山局長が出席されましたので、鉱山局長からお答え申し上げるようにいたしたいと思います。